貝類が苦手な私ですが、貝類には栄養がたっぷり。
幸い家族は貝類が好きなので、なるべく貝類の味噌汁を作って私は汁(エキス)だけでも摂るようにしています^^;;
アサリの効用
貧血に効果のある鉄やビタミンB12を含み、貧血ぎみの人や低血圧の人、妊産婦には最適の食品。
また、アサリは低脂肪、低カロリーなので、肥満や生活習慣病を持つ人の格好のタンパク質源。さらに強肝作用のタウリンやビタミンB2強精作用の亜鉛、骨粗しょう症予防のカルシウムなど、種々の栄養素を含む優秀な健康食品。
アサリの持つ栄養素の一番の特色は、タウリンの豊富さ。タウリンはアミノ酸の一種。肝臓の働きを高め、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防する働きがある。このほか、インスリンの分泌を促し、糖尿病を予防する効果も期待できる。
※一年中出回っているが、産卵期の6~9月ごろは有毒化することがあるので注意が必要!
しじみの効用
しじみにはさまざまな栄養素が豊富。
とくに必須アミノ酸が理想的なバランスで含まれている。また、カルシウムや鉄分もあり、シジミのビタミンB12や鉄は、レバーにも匹敵するとも言われている。
これらの成分は、赤血球を形成・再生してくれ、貧血を防いでくれる。また、食欲増進、体力増進、神経系統の健康維持に役立つ。
また、しじみは肝臓に良いことで有名。
それはオルニチン・アラニン・グルタミンといったアミノ酸成分にある。
オルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓で有毒物質のアンモニアを尿素に分解する重要な役割を果たす。体内のオルニチンを増やせば肝機能改善や、疲労回復効果が期待できると言われている。
また、しじみにはグリコーゲンが多いので、良質な糖の補給にもなる。さらに注目したいのがメチオニンとタウリン(いずれもアミノ酸)で、脂ものを食べたあとに大切な働きをしてくれる。