40代高齢出産体験記

高齢出産(しかも難産)レポート、ラミナリアから緊急帝王切開へ

投稿日:2012年9月27日 更新日:

高齢出産

忘れないうちに、出産レポート書きます!
なんだか自分でもよく分からない出産だったけど、母子ともに元気で無事だったことが一番大切なので、良いお産だったんだと思ってます^^(いやいやいや、後から考えるとかなりの難産だったのでは・・・w)

管理入院してラミナリア

まずは管理入院してラミナリアで子宮口を広げる作業からスタート。(詳細はコチラ⇒ラミナリア体験!
結果、子宮口3cm強開きました。
そして翌日朝から夕方まで陣痛促進剤を使うも本陣痛に繋がらずに夕方で終了。この時も子宮口は3cmのまま。胎児も下に下がってきてないし、兆候まったくゼロでした。

兆候ゼロのまま入院しててもしかたないので、土日は外泊することに。
ここからがレポートの始まりです^^

オロナミンCと焼き肉の効果!?

午前中に外出手続きをし、旦那さんに迎えに来てもらいその足で車で1時間強の実家へGO!
新居の建築現場を写真撮影し、実家で昼食を食べる。入院したと聞いて、今か今かと待ち望んでいた両親も、私のあまりの普通さ加減に拍子抜けしてました(笑)

そして車で40分ほどの自宅に戻り、掃除洗濯して、旦那さんと図書館までウォーキング。帰りに美味しいお肉屋さんでお肉を買い、スーパーでオロナミンCを買う(笑)
そう。ジンクスを信じて、夜は自宅焼肉とオロナミンCを試してみることにしたんですよw

オロナミンCと焼き肉

そしたらですね、なんと焼肉を食べてる最中から陣痛開始!!
なんて空気を読まない子なんでしょう^^;;
せめて今晩はゆっくり自宅で寝て、明日病院に戻る時に陣痛が始まってくれれば良かったのに・・・。

初めは15分、6分、12分とバラバラだった陣痛も、10分以内でまとまってきました。その内破水?と思われる水っぽいものが出てきて慌てて病院に電話。

陣痛は本陣痛か分からないけど、破水は気になるのですぐに来て下さいと言われ、再び病院へ。

破水じゃなかった!?

病院ですぐに検査してもらったら、破水じゃなかったみたいでした。なんだったんだろう??(今思うと、やっぱりこの時に破水してたんじゃないかとの疑惑があります。)
で、陣痛も本陣痛とは言えずに、看護士さんたちに、自宅に帰ってゆっくり一晩休んだ方がいいんじゃない?と強くすすめられ、また自宅に戻ることになりました。

車で30分弱の道のりなので、このまま外泊取り消しにして病院に泊ってもいいかなって思ったんだけど、看護師さんたちの強い勧めに負けてしまった^^;;
シャワーを浴びた方がいいよともすすめられた。(どうやら焼肉臭かったらしいw)

が、自宅に戻り、もう一度シャワーを浴びて焼肉臭さを取り払い、すっきりしたと思ったら、今度は陣痛が6分感覚で襲ってきた!!
この痛みに自宅で一晩耐えるのも不安なので、再び病院へ^^;;
今度はそのまま入院となる。

自宅にいた間1時間弱。シャワーを浴びに1時間かけて往復したようなものだわねw

微弱陣痛

病院に帰ったのが深夜1時頃だったかな。それから3時まで旦那さんも付き添ってくれたけど、なんと陣痛が遠のいてしまったんです。このまま陣痛が遠のく可能性大ということで、旦那さんは一旦自宅に戻り待機することになりました^^;;

本陣痛

結局本陣痛が来たのは翌日日曜日の午後から。
旦那さんを慌てて呼んで、背中をさすってもらったりしながら陣痛の痛みを耐えてたんだけど、またしても水のようなものが出てきたので看護士さんに確認してもらったら、この時点で破水してたんです。

いつ破水したかは不明だけど、この時が「破水した」ということになったみたいです。

なんで破水がいつしたかにこだわるのかというと、私はこの後、陣痛中に感染症になり39℃以上の高熱が出てしまったんですよ。なんで感染症にかかったのかは不明のままだけど、こんなに高熱が出るのもめったに無いことみたいでした。

で、破水後は順調に陣痛が進み、最後は3分間隔まで痛みを経験しました。
でも子宮口は相変わらず3cmしか開いてなく、感染症で高熱は出るは、血圧も上昇するはで、陣痛の痛み以外の熱にうなされてる感じとか、もう訳が分からなくて、「早く帝王切開にして欲しい。無事に赤ちゃんを取り出して欲しい。」と、その1点だけ望んでました。

私の場合、主治医との話し合いで、胎児の心拍が下がったらすぐに帝王切開をするということだったし、高齢の母体も体力の限界があるので無理させないという話で、陣痛が来たら同時に帝王切開の用意もする形をとってもらってました。

なので陣痛と同時にいつ帝王切開になってもいいように点滴もスタートするはずだったのに、日曜日にいた先生はそれをしてくれませんでした。(主治医はいなかった)

結局、赤ちゃんの心拍も何度か下がり、酸素マスクで凌いでたんだけど、母体の方がこのままだと持たないと判断され、やっと帝王切開の判断が下された時には、心底ほっとしましたよ。

お腹の赤ちゃんだって、母体の体温が39度まで上がったらダメージは大きいと思う。幸い特に問題はなかったけど、もっと早くに判断してくれたら・・・。感染症だったら胎児だってなんらかのダメージあると思うし、医療ミスってこうやって起こるんだな~とつくづく思いましたよ(怒)

ということで、帝王切開の手続きは全て終わっていたので、すぐに手術室へ。

緊急帝王切開

手術室に運ばれている間にも何度か陣痛が襲ってきて、熱でうなされながらも陣痛の痛みにも唸るという最悪の状態が続きます^^;;

背中から麻酔を入れてもらい、次に下半身の麻酔をしてやっと陣痛の痛みがなくなりました。ただし、その後から猛烈な寒さが襲ってきました。今までに体験したことがないような寒さと震え。こんなに震えていて手術に問題ないのか?と言うぐらいで、歯はガチガチ。押さえられている両手もブルブル。

麻酔の先生が、「麻酔のせいで高熱が急激に下がったためにこうなってるから心配しないで」とおっしゃり、上半身を温風装置みたいなので温めてくれました。
でも一向に寒さは収まらず、寒さに耐えながらの手術は辛かった。

そうこうしてるうちに、ほどなく赤ちゃんの鳴き声が!!!!
手術開始からホンの少しの時間で無事赤ちゃん誕生しました。時刻は16時。
本当に無事に産まれて良かった。心からホッとしました。

誕生した瞬間は、医師や看護師のみんなが「おめでとうございます」と言ってくれて、感動と嬉しさで寒さも忘れて号泣。酸素マスクがずれるのも構わず泣いてしまいました(笑)

でも近くに赤ちゃんを連れてきてくれたものの、やっぱり寒さと震えには勝てず、チラ見で見るしか出来ず^^;; その内赤ちゃんはどこかに運ばれて行きました。

残った私は寒さと戦いながら、ひたすら手術台の上でぶるぶる震えてました。下の方では傷口を縫ってる声が聞こえるんだけど、周りを観察しようにもガチガチ震える身体をどうにもできず、「寒い寒い」と言い続けてました。

せっかくの帝王切開の体験。じっくりと先生達の会話を聞きたかったのにw
赤ちゃんを取り出す時間よりも何倍も長く思えた傷を縫う時間も終わり、寒いまま手術室を後にします。

そして廊下に運ばれると、旦那さんがビデオカメラを片手に迫ってきた!!
お疲れ様って言ってくれたんだけど、ビデオ回しっぱなし。こんなボロボロの死んだ魚のような目をしたママをビデオに残して欲しくなかったわ^^;;
旦那さんってば、そういえば陣痛の時もビデオ回してた。見たくないから未だに見て無いけど~。

ここからは熱が更に上がってきて薄っすらとしか覚えてないんだけど、病室に運ばれて電気毛布に包まれた状態で足にポンプをはめられ、あれやこれや体をいじられたけど何をしてたか不明。

どれぐらい時間が経ったか分からないけど、一通りの手当てが終わったら旦那さんと母が病室に入ってきました。もうぐったりしていて何も話せないし話したくもない。
そこに赤ちゃんが登場!!カンガルーケアらしいんだけど、こっちはそれどころじゃなく39度以上ある熱と寒さで感動も何もありませんでした^^;;

スパルタ母乳育児スタート

そしてなんと高熱のある手術当日の夜から赤ちゃんの母乳育児がスタートしました!!
夜中に何度か赤ちゃんをどこからともなく連れてきて、母乳を吸わせようとします。こっちはそれどころじゃないのに~^^;; でも赤ちゃんのため。朦朧としてわけが分からないなりに、赤ちゃんは頑張ってたようです。

翌日はお昼過ぎから膀胱の管をはずしまずはトイレに自力で歩くことから。それが出来たら一般病棟に移り赤ちゃんがやってきて母子同室スタートです^^;;

一晩で熱はある程度下がってたので体はラクになったんだけど、何しろお腹の傷が痛くて起き上がれない。赤ちゃんが泣いても素早く動けずもどかしい。母乳も傷が痛くてうまく上げられない・・・。抗生物質の点滴と、痛み止めの管があるので赤ちゃんのお世話にいちいちジャマだし、なんかほんとにバタバタの初日でした^^;;

よく42歳の老体で頑張れたと我ながら自分を褒めたいww

何はともあれ、今は母子ともに無事で元気でいられるので本当に良かったです。
お産は人それぞれ。私のお産はドタバタだったけど、これはこれで思い出に残るお産だったんじゃないかと思います^^

以上、なんだか駆け足のレポートでした。

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