誕生から老年期にいたるまでの心理を分かりやすく解説している本があります。
図解で分かりやすく、一つ一つの項目は浅いけれど、一般的な発達段階を知るには良い一冊。
タイトルはそのまんまで、「よくわかる 発達心理学」です。
一番ボリュームがあるのがやはり0歳の赤ちゃんから3歳ぐらいまで。
発達のスピードが恐ろしく早い時期ですよね。
その点、我が家の場合は既に3歳過ぎてしまっているので、前半は「そういえば、こうだったよなー」と懐かしがりながら読んでました(笑)
この本の良いところは、○○はいつごろ出来るようになるんだろう~という発達の上での漠然とした疑問に答えてくれているところ。
例えば、効果的な記憶法が身に付くのはいつか?・・・10歳以降と言われているそうです。とかとか。
この時期にはこんなことが出来るようになる。この時期ぐらいからこんなことが問題になってくるなどなど。新生児期から、乳児期、幼児期、児童期・・・老齢期まで1ページに1項目、概要を紹介してくれてるので、ざざっと成長を見るにはとても便利。
発達障害についても障害名ごとに概要が書かれています。
さらっと知るにぶんには良いのだと思うけど、そこを深く知りたいという人には不向きではありますが。
この本は手元に置いて、都度確認する参考書みたいな感じですね。
特に、赤ちゃんを持つお母さんは、自分の子どもの成長が果たして標準なのか、遅れてるのか、など不安も多いと思うので、参考書感覚で読んでみるといいのかなと思いました。
史上最強図解よくわかる発達心理学 Amazon
史上最強図解よくわかる発達心理学 楽天Books