久々に心理学的な本を読んでみました^^
何の気なしに読んだ本だけど、読んでいくうちに、kaboちゃんへの子育てにもヒントになる!!と確信し、夢中で読み進めてしまいました(笑)
後半の方は社会人に対しての項目も多くなったけど、全体的に言えることは共通してるのかなと思いました。
自己中心的な人は自尊心が高いのではなく低すぎる
一番ハッとしたのは、自己中心的な人は自尊心が高いのではなく低すぎるという文章でした。
自己中心的な人は自尊心が高すぎるというイメージだけど、臨床心理学の研究では、自己中心的な人は自尊心が高いのではなく低すぎることが分かったのだそうです。
自尊心が満たされていないと、人々は摩擦やトラブルを起こしやすい。
自分との関係がうまくいっておらず、他人との関係もうまく行ってない人は自尊心が欠如しているので、自尊心を取り戻すことが唯一の解決策となる。
自分を少し好きになれば、他人の事も少し好きになることができる。
自分との関係が上手くいってるなら、他人との関係もうまくいく。
自尊心が満たされれば、他人とうまくやっていける具体例として書かれていたことは、
- 寛容の精神を発揮するので、相手の考え方にじっくり耳を傾けることができる
- 自分のニーズが満たされているので、相手のニーズに配慮することができる
- 精神的に安定しているので、相手にミスを指摘されても素直に認めることができる
- 批判を受け流すだけの自信があるので、おおらかな態度で相手に接することができる
5歳の幼稚園に当てはめると少し難しい感じだけど、根本的なことは一緒なのかなと思いました。
kaboちゃん、自尊心が低いのかもしれません。2歳から3歳になる頃には怒ってばかりだったもんな。私。
今でも怒ることもあるし、「出来ない事」が多すぎる気がして私が焦ってしまってる部分もあり、自分は「出来ない子なんだ」とう意識を植え付けてしまってる部分があるのでは?とふと思ってしまいました(反省)
私になりに自己肯定感を高めてあげるために成功体験を積み重ねてもらおうと頑張ってるんだけど、私自身がどちらかというと自尊心が満たされてないタイプなので、kaboちゃんにも影響してるんだろうなーと、なんだか考えさせられてしまいました。
やってはいけない事は、自尊心の低い人に辛辣な意見を言ってはいけない。ますます手に負えなくなる^^;;
kaboちゃん、どんどん成長して憎たらしいことも言うようになってるし、育て方次第では手を焼きそうな気がしてるんです。本人だって好きで怒られたいわけじゃない。言い方ややり方が分からないだけ。不器用なだけ。
私が導いてあげられるだろうか・・・。
自尊心が更に低くなると些細な事でキレてしまう
本書ではいくつかの事例をあげてます。
自分が話してる最中に居眠りしたという理由で相手の女性を絞め殺したり、「実力」をみせつけるためにガソリンスタンドに強盗に入った17歳の少年の話など。
確かに、世の中の犯罪を考えてみると、満たされた心があれば起こりえない犯罪ばかり。
どうして犯罪を犯すまでの低い自尊心のままで、いなければいけなかったのか。
考えさせられます。
自尊心を満たすためには?
自尊心を満たしてあげるのは、褒めることが大事。正論を説くよりも自尊心を満たす。
自尊心が深く傷ついている人は腹を空かせた猛犬のようなもの。
傷ついた自尊心を癒すのを手伝えば、相手はおとなしくなって突っかかってこなくなる。
褒めること!!これ大事です。
読書メモ
個人的に印象に残った文章をまとめてみました。
- 人々に対して最も強い影響力を持つ人たちは、人々を重要な存在とみなす人達。
- 精神的に不安定で優柔不断な人を好きになる人はいない。私たちが本能的に好むのは、自分が求めているものを知り、それを手に入れると確信している人だ。
- 自分が他人にどう思われているかは、自分の自己評価によるところが大きい。心理学の法則。
- 自分について話してもいいタイミングとは、自分について話すように求められたときだ。
- 相手をからかったりしない
- 人間関係のトラブルの主な原因は、相手の話を聞こうとしないことだ。
- 毎日だれかを褒める。些細な事でいいから誠実な気持ちで具体的な褒め言葉を周囲の人にかける。
- 第三者がいる前で叱らない(子ども大人と同じ人間)
- 褒め言葉で前置きをする(相手を頭ごなしに叱らない)
- 相手の行為に注意を与える(相手の人格を攻撃しない)
- 正しい方法を教える
- 注意は1回にとどめる(しつこくならないように)
- 友好的に話を終える(最後に励まして相手を勇気づける)
読書時間を作ろう!
最近、投資の仕組み作りにばかり意識が向いてしまっていて、視野が狭くなってるなと思っていたところでした。
また子育て本や、自分を高めていける自己啓発本をどんどん読んでいこうと思いましたよ。
時間を作って読書していこう♪
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