本・雑誌レビュー

【読書】整理整頓!女子の人間関係を読んでみました

投稿日:2016年2月25日 更新日:

女子会の図

精神科医、水島広子氏の女子の人間関係の本、読みましたよ。
「女」に的を絞っているので、とても分かりやすい。なるほどな~と納得させれれることや、参考になることが多くありました。

まず本書がどんな内容なのかと言うと・・・

対人関係のイライラは、医学的に見れば99%解消できる。
グループ、派閥、噂話、嫉妬など女性特有の人間関係の悩みを持つ方に対人関係療法の専門医水島広子氏がその原因を解析&ステップを踏んで丁寧に解決方法を教えます。

と言う感じで、女の嫌な部分をカッコ付きで「女」と表し、「女」の特徴、そして、巻き込まれないとりあえずの対処法、自分を守る方法、そして「女」と良い関係を築く方法が例を挙げて詳しく書かれています。

私としては、なるほどな!こういう意味だったのか!うすうすは気づいてたけど、私のままじゃヤバいじゃん。と、はっきり気づかせてくれたありがたい本ということになりました(笑)

前から所々で書いてると思うけど、私は鈍感力が強く、基本人を気にせずに自由人なところがあるので、職場の女子に嫉妬まがいな(当時は気づかなかったけど今でこそ嫉妬と分かる)態度を受けたことが数々あるんですよ。

ですが、これまた鈍感力のなせる業で、その態度をモノともせずにいられたので、自分自身ますますつけあがって自由人を謳歌してきました。

しかし子どもが生まれ、自分自身の自由な言動が、子どもに反映されると気づいた時から、意識し始めてはいたんですよね。でも40数年間生きてきて構成された性格はなかなか変えることが出来ず、これからの幼稚園ママ生活も、地雷を踏みまくらないか不安でいっぱいなんです。

地雷で今思い出したんだけど、前にもおんなじような記事書いてましたね^^;;
嫉妬の対象外になれる人(旧ブログ記事)

コレ!まさしくコレなんです!!
この本は、「嫉妬の対象外になれる人」になるためのアドバイスが満載の本なのです。

恒例の自分メモです。

「女」の特徴

■「選ばれる性」である「女」は、どうしても「相手からどう思われているか」というところに目がいく。相手との関係性を重視するというのは「女」の特徴の一つ。「相手からどう思われようと自分の道を追求したい」などという思いにはなりにくい。

重要なのは「自分がどうしたいか」よりも「どうすれば相手から好かれるか」なのが「女」。

■女性であるが故に何かを我慢した人は、その被害者意識から、我慢してない女性を許せないと感じることも少なくない。(子どもを生み育てる事VSキャリアウーマンなどなど)

自分が「べき」で縛られている人は、他人のことも「べき」で縛りたがる。

■相手の顔色をよく読める、相手が必要としてることを察することができる、ということは、つまりは相手の領域に立ち入って忖度してるということ。他人の領域を平気で侵害する人は、領域と言う感覚が希薄なので他人にも同じようなことを求める。

察してもらえないことを「気にかけてもらっていない」と感じる。

■総合的に、「女」とは、癒されていない心。

「女」とうまくかかわる方法

■自分自身が「女」にならない。「女」度の低い女性になる。(さっぱりしていて、温かく、後腐れがなく、嫉妬もせず、裏表がなく、正直で、誠実で、一貫性があって・・・って感じの女性)

■「どうすれば好かれるか」ではなく、「自分はどうしたいか」が「女」から脱するポイント。

■「女」の目で相手を見ない。「女」についてよく知り、そこで起こっていることが単なる「女」のパターンなのだと理解すること。そしてそれ以上の意味づけをしないこと。単に「女」だからこうゆう条件下ではこう反応してるだけと見ておけばOK♪

■「女」の悪口は言わない。「女」以外の人達との間の信頼関係を日ごろから築いておく。
仮に自分が陰口をきかれているとしても、それは自分についての話ではなく、「女」たちの心の傷を反映したもの。陰口に意味を認めない。←この思考強いよね。最強だねかお

■「女」のパターンが目に入らないように、「女」をスルーするのも効果的なテクニック。

■「女」が極度に苦手とする”否定”を避け、「女」がとても気にする”自分と言う存在が大切にされているか”にきちんとメッセージを出していくようにすれば、だいたいの「女」との関係は無難にこなせる。
また、「女」度が高い相手の場合は、適度な距離を置いておく。

「女」を癒す

■余裕があれば、「あなたという存在を尊重している」という気遣いを示して「女」を癒してあげる。相手の「女」が癒える時は、自分の「女」も癒えるとき。

+++

なんか書いてたらきりがなくなってしまうほど、なるほどな!感が多い本で参考になります。理路整然とシンプルに書かれているので、実践しやすいし、何より私の気質に向いてるやり方なので、すんなり実行できそうです(笑)

これからの人間関係で役立ちそうな、自分を肯定してくれてるような、面白い本を見つけられてラッキーです♪

永久保存版としたいと思います^^
後は実践ですな。

この記事へのコメント

※以前のブログから移転したので、コメントをこちらに掲載します。

先日ご紹介いただいた本、購入し、まず「保育士父ちゃん…」の方を読み始めました。今回も違う分野ですが、興味深い本の紹介、ありがとうございます!
Kaboちゃんママさんはブログからは「聡明な方」という印象が強いです。

ママの世界ですが、私は「小学校時代に戻った」気持ちが強いです。「いろんな人がいる」と感じました。私は中学から私立育ちで、会社も同じような経歴の人ばかりなので、家庭環境も含め似たような人とばかり一緒にいたことを改めて感じました。
「いろんな人がいる」…だから、常に相手に対し、敬意と思いやりを忘れず、危うき者には近寄らない…こんな風に思っています。

幼稚園だと、案外似たような方が集まる気もするのですが、違うのかな?
また記事を楽しみにしています。 By ゆうママ

>ゆうママさん
おはようございます♪
本を読むのは楽しいですね~。それをブログで書くと頭にも入るしみんなにも良い本を知ってもらえるし一石二鳥です^^
確かに、小学校に比べて幼稚園はまだよいみたいですよね。それは何人かの人も言ってました。
私も同じ自由人の人とばかり付き合っていたので、感覚が狂ってしまってるんですよね。
いろんな人がいる・・・たしかにそうですね。ゆうママさんはきちんと考えられていてすごいな^^ 敬意と思いやり大切ですね♪ By momozou

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