今回で最後ペアトレ⇒怒鳴らない子育て講座も最後となりました。
とっても有意義だった勉強会。最後の課題は、予防的教育法と、問題行動をただす教育法です。
予防的教育法とは?
子どもに、未来に起こりうる状況のために、前もって対処法を練習させることで、より効果的に対処できるようにさせる方法。
いつ使うかというと、
子どもが新しいことをしようとしているときや、今までの問題行動で、それをもうしないで欲しいと親が思う時、まだ身に付いていないけど、これから身に付けてほしいときなど。
例えば、家に帰ってきてからの手洗い、うがいを徹底したい。
①まずは子どもにしてほしいことを説明する。具体的に!
(帰って来た時には、家に入ったらまず手洗いとうがいをしてほしいの。)
②理由を説明する
(すぐに手洗いやうがいをしたら、部屋に入ってからさっとオモチャで遊べるでしょ♪)
③練習をする
(じゃあ、練習してみようか!外から帰ってきたら・・・そのまま洗面所に行くのよ。そして手洗いとうがいをするの。(行動させる)・・・よくできたわね!じゃあ、出かけようか!)
予防的教育法のポイントは、なんと言っても練習(ロールプレイング)です!
ことばで教えるだけより、体を使った練習の方が効果的。
特に3才児はまだ言葉で言ってもよく分からないことも多く、楽しい練習ならばごっこ遊びのように面白がってのってくる可能性が高いので、幼い方が練習はラクだと思います^^
そして、予防的教育法は、大人が落ち着いてる時にやることもポイントです♪
楽しみながらですね!
問題行動をただす教育法とは?
問題行動をただす教育法とは、
子どもの問題行動に対して、社会的に望ましい行動を提示し、練習させる方法。
①問題行動をやめませる(穏やかに注意を引く、共感的表現をする)
②子どもにしてほしいことを説明(具体的に良い行動を説明)
③良い行動の練習
④悪い結果を与える
この悪い結果を与える・・・は、その子の性格や年齢にもよるのですが、kaboちゃんにはあまり悪い結果を与えると逆効果だと言われました。
基本的には、「分かりやすいコミュニケーション」、「効果的な褒め方」、「予防的教育法」までが特に重要で、ここまでをしっかり行っていけば問題行動も減るし、その分悪い結果を与えることも少なくなるとのことでした。
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後半の2日間は、ペアトレじゃなく「どならない子育て」をメインにやってきたので、駆け足になってしまったけれど、kaboちゃんバージョンで何度もロールプレイングしてくれて、とても分かりやすかったです。
本当にありがたいです。
それと、今回で終りなので忘れないためにも下記本を読んでみることをすすめられました。
今回の2講座で勉強したことが書いてある本です。
この本に例題など詳しく書いてあるので、自分の子どもに当てはめて行うといいかもしれないですね!
私は早速この本買いましたよ。また読んだら紹介しますね~
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