年初からすごいタイトルですが・・・。
昨年、「嫌われる勇気」を読みました。感想としては、とても読みづらい本でした(失礼!)
というのも、アドラー心理学の内容を対話形式で丁寧に書かれてる本なんだけど、対話形式って個人的に読みにくいんですよね。部分的に分かりやすく対話形式にっていうのなら分かるけど、最初から最後まで会話形式ってけっこうつらい。
とても良いこと書いていたんだけど、読後感としては「やっと読み終われたー」でした(笑)
Amazonの評価はとても良いので、みなさんはそんなに苦じゃなかったのかな?と思いますが。
内容は良いので対話形式が苦手じゃない人にはおススメの本です。
アドラー心理学って?
わたし、アドラー心理学ってまったく興味がなくて内容知らなかったんだけど、「どうすれば人は幸せに生きることができるか。という課題をシンプルかつ具体的に、答えを提示している心理学」ってところみたいです。
Amazonの書評を見ると参考になると思うけど、今までにない斬新な切り口と感じる人も多いかもしれませんね。
読書メモ
個人的に印象に残った文章をまとめてみました。
・いま自分が不幸に感じるなら、それは自らの手で「不幸であること」を選んだから
・自分で選んだものなら選びなおすことも可能→「今のライフスタイルをやめる」という決心をする
・これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない
・「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある
・↑とくに親子関係。勉強しろ!などと、他者(子ども)の課題に踏み込まない←これちょっと新鮮
・子どもの課題までも自分の課題だと思って抱え込んでしまうのはダメ
・他者を信じることは自分の課題。しかしその期待や信頼に対して相手がどう動くかは他者の課題
・他者の課題は切り捨てる→人生がシンプルになる
・他者貢献とは目に見える貢献でなくてもいい。「貢献感」を持てればそれでいい。
・幸福とは「貢献感」である←これも新鮮
・承認欲求を通じて得られた貢献感には自由がない。他者からの承認はいりません!!(きっぱり)
・人生における最大の嘘は「いま、ここ」を生きないこと。過去を見て未来を見て、人生全体にうすぼんやりとした光を当ててなにか見えたつもりになること。←ありがち
タイトルの「嫌われる勇気」ですが、最後にまとめられた文章がありました。
あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ迷うことはないし、何をしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きて構わない。
自分のライフスタイルに自信を持て!持っていれば嫌われることは怖くない的な感じですかね^^
あと子育て中の今の私に一番足りないな~と感じたのが、コチラ↓↓
「変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ」
観察力ないんです。もっとも苦手なんです。
知恵を授けてくれたまえ~!!!(切実)
ということで、私的には読みにくい本ですが、内容はすごく良かったので、気になる方がいたら是非おススメします(対話形式が苦手じゃなければ)