理解力はある方だと思うけど、人の気持ちの複雑な部分とかは、まだまだ5歳幼稚園年中さんでは分からないことが大半だと思います。
もともと人の気持ちが分かる子どももいますし、空気を読む子どももいるけれど、kaboちゃんは多分苦手なんだろなーと思うんです。
なので私からもたびたび友達への思いやりの気持ち、優しさなど話すけど、もっとすんなり心に入る絵本なんかがいいんじゃないかと思って、去年の秋ごろから良さげな絵本を探しては読み聞かせしてるんです。
効果のほどはまだ分からないけど、本を読んで悲しくて泣いたり、感情移入したりしてそれなりに楽しんでる様子。
という事で、思いやりの気持ちや人の気持ちが分かるようになる!?おすすめ絵本の紹介をしたいと思います。有名な本なので知ってる人が多いと思います^^
順番は、kaboちゃんの気に入ってる絵本から。
あんなに なかよし だったのに・・・
こぐまの「だい」と「ちい」はとっても仲良し。
でもある日、「だい」のふざけて言った言葉が「ちい」の心を傷つけてしまいます。
その後、「だい」は一生懸命考えて、「ちい」に謝ります。この部分がとっても面白くてkaboちゃんの大のお気に入り絵本になりました(笑)
小さな子どもにはありがちな、悪気のない言葉。
でも、相手は傷ついてしまうんだよ!傷つくと相手はこんな気持ちなんだよ!
仲良しの友達と喧嘩しっぱなしは寂しいよね。つまらないよね。
仲直りって勇気がいるけど、仲直りって楽しいよね^^
↑こんな感じのことが理解してくれたらなって思ってるんです。
実際この絵本は、「何気ない言葉で傷つくこともある」という事を子どもにも分かりやすく書いてあり、仲直りしたい「だい」の心の中の気持ちも分かりやすいです。
親子で気に入ってる絵本なので、定期的に読み聞かせてみるつもりです^^
あと、絵もほのぼのしていて文章も少ないので、読み聞かせと同時に、子どもに読んでもらうのもいいですよね!
※最近kaboちゃんはママやパパに読み聞かせをしてくれてます。そしてパパさんは速攻寝落ちします(笑)
⇒あんなになかよしだったのに… Amazon
⇒あんなになかよしだったのに 楽天Books
ずーっとずっとだいすきだよ
赤ちゃんの頃からずっと一緒だった犬の「エルフィー」。
自分が大きくなるにつれて、だんだん年をとって行くエルフィー。
大好きだったエルフィーだけど、ある朝目が覚めると死んでしまっていた...。
「ぼく」は深い悲しみはあったけど、ひとつの慰めがあった。それは、エルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」っていつもいってやってたから。
この絵本は、大好きな気持ちがあっても、例え気持ちが通じてると思っても、言葉に出して「だいすきだよ」と伝える事の大切さが書かれています。
この絵本を初めて読み聞かせした時は、私も泣いてしまったし、kaboちゃんは実家にいる愛犬の名前を呼びながら号泣でした(笑)
実家の愛犬は今年で18年の老犬なので、いつ死んでしまっても不思議ではありません。そのことはkaboちゃんも分かってるんですけどね。実際に目の当りにしたら大泣きだろうな・・・。
「愛犬ちゃんにも、いつも、だいすきだよって言ってあげるといいよ^^」
と伝えました。
まだ難しいかもしれないけど、大切な人には言葉で素直に愛情を表現することの大切さが分かってくれたらいいなと思います。
⇒ずーっと ずっと だいすきだよ Amazonで見る
⇒ずーっとずっとだいすきだよ 楽天Booksで見る
おれはティラノサウルスだ
優しいお父さん、お母さんに「たいせつに たいせつに」育てられたプラテラドンの子。
お父さんは「たくさん たべて つよい こに なるんだ」といいました。
お母さんは「やさしい こに なってね」といいました。
お父さんは空の飛び方を教え、お母さんは赤ちゃんが雨で濡れないようにつばさで守ってあげました。
そしてプラテラドンの赤ちゃんは大きくなり、両親とお別れの日が来ます。
両親が居なくなってしまった日、プテラノドンの子の目の前で、恐ろしいティラノサウルスが大けがをしてしまいました。心優しいプテラノドンの子はおそるおそる近づくと、かんびょうしてあげることにしましたが・・・。
というお話です。
もうね、この絵本は何度読んでも私が泣けます^^;;
お父さん、お母さんの優しさや、プテラノドンの子のけなげな優しさ、ティラノサウルスの気持ち。心にしみます。kaboちゃんもうっすら涙目になってたところを見ると、多少は理解はしてるのかな。
この本も、小学校低学年ぐらいまでは、ちょこちょこ読み聞かせしていきたいなと思ってます。
ティラノサウルスシリーズは、思いやりの心を育む良い絵本ですね^^
⇒おれはティラノサウルスだ Amazon
⇒おれはティラノサウルスだ楽天Books
たいせつなこと
ここからは、kaboちゃんのお気に入りと言うより、私が読んであげたい絵本です。
これは幼稚園児が理解するのは難しい内容だと思う。読み聞かせてる時、kaboちゃんキョトンとしてました(笑)
けど、繰り返し読んで心に残してほしいなって思うんです。
想像力を豊かにして。大切なことの本質が分かるように。自分を見失わないように。
うーん、難しいですね。。。
⇒たいせつなこと Amazon
⇒たいせつなこと楽天BOOKS
ありがとうのきもち
まーちゃんは今度引っ越すことになり、仲良しのみんなに「ありがとうカード」を作ることにしました。
引っ越し前に幼稚園のみんなに「ありがとうカード」を渡します。そして大好きな「あき」にもカードを渡しますが、「あき」はカードの言葉を読んで怒ってしまい受け取ってもらえませんでした。
大好きなお友達に素直な気持ちを表現した「まーちゃん」だけど、お友達には伝わりませんでした。
そして最後の日に「まーちゃん」は「あき」にもう一度、書き直したカードを渡します。
気持ちをそのまま表現するのは子どもらしくて大切なことだけど、なんでもかんでも言っていいとは限りません。言い方を少し変えただけで自分も相手もハッピーでいられる。そんなことを少しでも分かってくれたらいいなと思います^^
普段、自由な感性で読んで欲しいと思って絵本の補足はしないことにしてるんだけど、この絵本は少々補足しました。補足なしではまだkaboちゃんには分からないかなーと思ってのことです。
この本も何度も読みたいと思ってます^^
⇒ありがとうのきもち⇒Amazon
ほんとうのことを いってもいいの?
この本、kaboちゃん気持ち悪るがって、ダメでした^^;;
文章も長いし、読むほうも挫折しそうになりながら2.3回ぐらい読んでおしまい。
でもこれも伝えたい内容なんですよね。。。
初めてお母さんにうそをついて後悔したリビーは、その日から本当の事だけ言おうと誓いますが、今度は友だちを傷つけてしまい…。正直に本当のことをいうのはいいこと? わるいこと? 素直な少女の悩みと成長を描いた絵本。
絵が本当に残念で、味のある絵なんだけど、kaboちゃんの拒否反応がひどいw
この本に限っては、年長後半か小学校に入ってから、またトライしてしていこうと思います^^;;
ほんとうのことをいってもいいの?⇒Amazon
ほんとうのことをいってもいいの?⇒楽天Books
++++++
まだまだ読ませたい絵本がたくさんあるので、良かったらまた紹介しますね!
もしおすすめな絵本があったら教えて頂けると嬉しいです^^