いつもブログを読んでくれている読者の方から質問があったので、記録のためにも日記でお返事します!
(いつもありがとうございます^^)
熱性けいれん持ちの解熱剤の使用について
通常、解熱剤の使用については、ぐったりしていて水分が取れない、寝れないなどの時に使ってくださいと言われてると思います。うちのかかりつけ医もそう言って熱が出てる時はいつも解熱剤を渡されます。
でも解熱剤って私的には怖くって、熱の上下で熱性けいれんを誘発しちゃうんじゃないかと心配して使ってませんでした。
が、今回1回目の熱性けいれんの時に運ばれた病院(A病院)の医師が、けいれんと解熱剤の因果関係は無いとされてるから、ぐったりしてるなら使う方がいいと言うんですよ。
確かに痙攣前はぐったりしてたし、まさかもう一度痙攣を起こすとは思わず、熱もあがりきってるし・・・と勝手に思って、解熱剤を使ってしまったんですよね。
結果、恐れていた2回目の痙攣につながったわけですが・・・。
その時に運ばれた別の病院(B病院)の医師は、けいれんのある子に解熱剤はすすめない。痙攣を誘発する可能性が高いから。と言ってました。
熱性けいれんって、熱が上昇するタイミングに脳が付いていけなくて痙攣になってしまうので、熱の上下が一番ダメなんですよね。解熱剤はまさに熱の上がり下がりを起こすので、確かに良くないなと普通に考えても思うんだけど、A病院の医師のすすめもあって今回は使ってしまいました。
以上のことから、今後、kaboちゃんには解熱剤は使わないことにします。
水枕とか服の調整とかでひたすら熱を下げる努力をする感じで対応しようと思ってます。
その代り、ダイアップの予防は行うつもりです。
ダイアップを使用について
1年前に救急車で行ったA病院や、かかりつけ医は1回の痙攣だったらダイアップは必要ないと言い切ってました。2回以降痙攣を起こすようなら、また考えましょうと。
そして今回、A病院の医師は3回痙攣を起こしたら、ダイアップの使用もいいのかなと思います。と言ってました。そして解熱剤を進められ帰宅し、また痙攣という事態に・・・
2回目の痙攣時のB病院では、いますぐダイアップを入れていいですか?と聞かれびっくり!!
わたしが躊躇していると、ダイアップを入れて次の痙攣を起こさないようにしてから検査しますから。と。
先生曰く、ダイアップの弊害があるのも分かります(他の病気を分からなくさせる可能性がある)。でも、無駄な痙攣を起こすことは子どもの体にとっては本当に負担。そして親も負担になります。なので明らかな熱性けいれん持ちの子はダイアップを使った方がいいと思いますと。
例えば今回、A病院でダイアップを使ってあげれば、2回目の痙攣は起きなかったわけで、たらいまわしにされることもなかった。ダイアップは3回目からと言うのも正論で分かるけど、この場合は使ってあげるべきだったと思います。と。
ダイアップを使用する時の熱の基準は?
いろいろ考えて、うちの場合は今後ダイアップを使用することに決めました。
その際、熱が何度になったらダイアップを使用するかですが、うちの場合、39度になったら使用するつもりです。
と言うのも、kaboちゃんは今までの経験から、39度~40度近くなってもある程度は痙攣しないでいられるようなんです。なので先生も38.5度超えてきたらというニュアンスで言ってましたし、パパさんとも話した結果、39度越えのラインでダイアップを使用しようと言うことになりました。
ちなみに、ママ友で4人の子持ち、元小児科看護師のママさんの話では、4人中2人が熱性けいれん持ちで、上の子はkaboちゃんと同じパターンで、高熱がある程度続くと痙攣を発症。下の子は、38度越えで痙攣発症するそうです。
なので、熱が何度になったらダイアップを使用するか・・・は、その子どもの状況によるのかなと思います。37度5分とか熱の上がり初めに一気に痙攣を起こすお子さんもいるし、さまざまですね。
熱性けいれん時のチアノーゼについて
熱性けいれん時は、基本的には顔を横に向ける。チアノーゼが出ていたら横に向けた状態で顎を上げるって感じに考えてます。前回チアノーゼが強く出た時に救急の人に言われたとおりにしたら、顔色が戻ってきました。
多分、顎を上げなくても熱性けいれんで息が完全に止まることはないので、時間が経てば顔色は戻ってきたんだろうと思います。
一番心配なのは、吐いた物が気管に詰まったり肺に入る事なので、顔を横に向けるのは必須ですよね。
なんだか書いてたら怖さが蘇ってきました。
大事になる病気ではないとは分かっていつつ、あの恐怖は二度と味わいたくないものです(涙)
あと脳波を調べるのはどうしようかな~と考え中。
先生は必要ないと思います。と言い切ってたけど・・・主治医に相談してみようかな・・・。主治医も微妙なんですけどね。
こんな感じです。
熱性けいれん持ちだと、ちょっとした熱でも心配でたまらないですよね。
早く痙攣を卒業してほしいです(涙)
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熱性けいれん基礎知識!熱性けいれん対処方法、痙攣止めダイアップ使う?使わない?
2歳7か月までの期間、過去に何度か高熱(40度超えることも)を出してる娘。でも一度も痙攣をしなかったので、娘は熱性けいれん体質じゃないんだと思ってました。なので、まったく不意を突かれた感じで、おろおろ ...
この記事へのコメント
※以前のブログから移転したので、コメントをこちらに掲載します。
医学的な見解は「熱性けいれん=悪」ではありません。
何度けいれんしても、それが15分以上続くものだったり意識障害が遷延するものだったりしなければダイアップは使用しないのがスタンダードとなっており、ガイドラインに明記されています。
正直医師の私から言いますと、ガイドラインの改定を知らないからダイアップを処方する医師は信用できないと思います。ガイドラインになるものって本当に医師であれば常識として知っておくことです。あまりお勉強をしない医師でも大丈夫なように作られるのがガイドラインです。
本来ならばそれ以上に、もっと先端医療を勉強するのが私たちの務めです。
ですので、kobaちゃんのけいれんの状態を読ませてもらった範囲で、ダイアップを予防投与させる医師は信用できません。
私momozouさんのブログファンでいつも楽しく読ませてもらっています。分析能力とか高くて尊敬しております!
ですので、情報として書かせていただきました。少しでもkobaちゃんのためになるとうれしいです。
うちの娘も熱性けいれんの既往がありますが、ダイアップの予防投与はしておりません。
あっ、ガイドラインは簡単にネットで検索できます。 By まーちゃん
>まーちゃんさん
まーちゃんさん、アドバイスありがとうございます^^
確かに熱性けいれん=悪ではないんですよね。
予防で痙攣止めを使ってるのは日本だけ・・・なんて話も聞きました。
ただやっぱり痙攣は見るのも怖いし、もし私が見てない時に痙攣を起こして吐いた物が詰まってしまったら・・・と思うと、高熱が出た時はひと時も心が休まらず、睡眠もとれず・・・となると、それもどうなのかな~という気持ちはあります。
早く体力がついて、痙攣問題なんて過去の話だよ~って思いたいです~。 By momozou