「貧乏には、楽しいことが沢山あるに違いない。でなければ、 こんなに沢山の人が貧乏であるわけがない。」By ドン・ヘロルド
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私の両親は、私とはまったく正反対の性格で、そこそこのお給料をもらっていたのに知識が無いばっかりに、ろくに財産を残せずに現在に至っています。
例えば・・・
- 住宅ローンは高金利(7%ぐらい)のまま繰り上げ返済も一度もせずに返済し続けた。
- 訪問販売に引っかかり、長期ローンで7万円の電話機を利息込24万円以上の価格で買わされたものの騙されたと思ってない。(高校生の私が騙されてる!!と騒いだら父が初めてマジ切れした)
- その後、10年前ぐらいまで訪問販売やプチ詐欺などに次々に引っかかっていた(両親とも気づいてない)
- 高額の生命保険を無駄に掛け、保険屋の言うとおりに何度も掛け替えし、挙句今となってはお宝に近い保険を解約させられてた。
- 家を何度も増改築しているのに根本の土台が致命的で結局中身はボロボロ。地震に弱い家となっている。
- 水道光熱費の無駄遣いを直そうとしない生活習慣。
- 専業主婦なのにずーーーっとヨシケイ(夕食食材宅配サービス)を利用していた上に、普通に食材を買って作るよりヨシケイの方が割安だと心から思っていた(両親ともに!!!)
とにかく挙げたらきりがないぐらい無知でおバカでお人よしな両親。
でもまあ、サラリーマンとして40年働き、年金もしっかり出ていて、贅沢をしなければ特に困ったこともなく生活できてるんですけどね。
でも私たちの時代はそうも行きませんね。国や年金に期待してたらダメだとつくづく思います。依存しちゃいけないんですよね。自立しなければ。。。
私は両親から金融教育を一切受けずに育ちました。むしろ水道光熱費の無駄遣いをしている両親を指摘し、いろいろ工夫して節約している私を見て、「momozouは細かい」とか「ケチだね~」とか散々の言われようでした。
でもそれが全て私にとっては反面教師だったんですよね。
最低限身に付けるべき金融リテラシーは誰も教えてくれませんでした。
- 家計管理
- 生活設計
- 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
だから気づいた時に自分で勉強して少しずつ変わっていったんです。今思うと、もっと早い段階で金融リテラシーを身に付けていれば、今はもっと違った生活をしてたんじゃないかな~なんて思ってしまいます。
貧乏だからって幸せな人はたくさんいる。お金があっても不幸な人はたくさんいる。
でも思った以上にお金は困難を解決してくれます。そして貧乏にならないよう努力もせずに、貧乏な生活を続けていくのは違うんじゃないかと私は思うんですよね。
だから娘には、金融リテラシーをしっかり持って、何事にも努力出来る子に育ってほしいなって思います。
その弊害は、両親だけじゃなくパパさんもなんですよね~。トホホ。
kaboちゃんを取り巻く周りの大人の価値観が私とはまったく違うので、私一人戦ってる気がします。疲れた・・・。
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お金に関する夫婦の価値観の違いは子どもにも影響する
momozou家は夫婦で価値観がかなり違います^^;; まず育った環境での下地から違います。私はサラリーマンの娘、パパさんは自営業の息子。そして私は長女(一人子)、パパさんは二男、そこもきっと違いが出 ...