ペアレントトレーニング三回目は、「上手な無視の仕方」を習いました。
無視と言うのは、見て見ぬふりをすることの意味です。
効果的な褒め方と一緒で、好ましくない行動を減らすための無視です。
これは親子関係が良くなってきてから始めるのがポイントだそう。
前回のトレーニングから2週間、子どもを褒めることだけを心がけてひたすら褒めました。その甲斐あって、kaboちゃんとはとても良い関係を築けて来てると思います。
このペアトレの良いところは、一つ一つの課題を2週間ごとに行っていくので、先走ることなく1つの課題にじっくり取り組むことが出来ること。事前にテキストは渡してくれないので、先走ることが出来ないんですよね。
なぜ無視するのか?
さて、好ましくない行動を減らすための「無視」について。
なぜ無視するかというと、好ましくない行動を止め、好ましい行動が出てくるのを待つための無視です。と、漠然と書きましたが、要するに、子どもはいつでも親から注目されたいと思っています。でも、好ましくない行動は注目されない、むしろ好ましい行動が注目され褒められいい気分になれる・・・ということを分からせるための無視です。
怒る、叱る、と言うことも、子どもにとっては注目されるということ。
なので、無視が一番効果的なのです。
と言っても、無視したからって好ましい行動が出るとはとても思えないので、まずは好ましくない行動を止めてくれたらすかさず褒める。「○○止めてくれたね。えらいね。」などなど。
無視し、その行動を止めたら褒める!そして、代わりにどんな行動を望んでるかも示します。
ここで注意ですが、無視すると子どもは自分に注目を向けさせようと、一時的にその行動をエスカレートさせます。それでもひたすら無視します。うっかり声をかけたり反応すると増長します。
徹底しない無視は、かえってその行動を増やすことになってしまうのです。
なので今回に限っては、家族の協力は必須となります。
うちはお婆ちゃんが特に曲者で、ボケも入っているので何度言っても横から余計な手助けだったりちゃちゃ入れたりするんですよ。パパさんも子ども可愛さに厳しい態度には出ないし・・・家族の協力は前途多難な予感(涙)
上手な無視の仕方は?
無視の仕方としては、好ましくない行動が始まったらすぐに無視し始めます。表情にも出さずすっと無視。
子どもと視線を合わせない、なんだったら体の向きを変えて子どもの顔を見ないようにする。眉間にしわを寄せたり、怒った顔を見せるのもNG。とにかく無視です。
ポイントは、「普通で無関心な表情と態度」
何か他の事をして感情をコントロールしましょう~(難しいけど)
そして無視しながらも褒める準備もする。
子どもが好ましくない行動を止めたらすかさず褒めます。
※発達障害などで、もし無視の意味が分からなければ、「○○止めたら、お話するよ」などと伝えてから無視するといいそうです。
と言う感じで、今回は上手な無視の仕方をロールプレイングで練習しました。頑張って実践しなくてわ。
ちなみに、この方法、旦那さんにも効果があるそうですよ!確かにって感じですよね。
旦那さんが好ましくない行動をしたらひたすら無視しましょう。そして無視に気づいて態度を改めたならば、代わりにどんな行動を望んでいるかも伝えてあげましょう(笑)