アレルギーや持病も全くなく、腰痛以外の病気とは無縁だった私ですが、最終診断で、慢性気管支炎・成人発症気管支喘息の疑いだそうです。
まだ疑いで良かったけど、これからの様子を見て確定になるかもしれません(涙)
これ結構キツイです。特に運動時に息切れが酷くて、治らないとなるとうまく付き合っていくしかありません。
最近、日記の更新が進んでなかったのも、この病気のせい。怖くて怖くて、インターネットで調べまくっては1人ビビってました。
山登りでの息切れから始まる
きっかけは趣味の登山の時です。4月頭に風邪を引いて咳が止まらず病院に行った時、レントゲンを撮りました。レントゲンでは特に問題はなかったので炎症止めや気管支のお薬をもらって飲んだらすぐに咳が止まり、その後は薬も飲まずに回復したと思います。
その12日後、山登りをした時に息切れが酷いことに気づきました。友人がとても心配して、「息が吸えてない感じだよ?」「大丈夫?絶対おかしいよ!」と何度も言うぐらい。
「まだ風邪が治ってないのかも。次の登山の時にも同じ症状だったら病院行ってみるよ!」
と言うことで、次の登山(13日後)でもまんまと息切れが酷く、病院に行くことになったんです。
ちなみに息切れの他は痰が常に喉にあるって感じでした。
大学病院で肺機能検査
かかり付け医は愉快なオッチャンで、「momozouさん、心配し過ぎ!肺がんでもないし、肺気腫でもないから安心してよ。でもそんなに心配なら大学病院に紹介状書くから、まずは検査してきな!」って軽い感じで言われ、大学病院へ。
そして血液検査とCTでは異常はなかったものの、肺機能検査で抹消気道障害が認められ、慢性気管支炎および気管支ぜんそくの疑いということになってしまいました(涙)
気管が弱く咳が1ヶ月続くことも
言われてみれば、20代のころから気管が弱くて風邪を引くと咳だけ長引くこともしばしば。
咳のし過ぎで肋骨にひびが入ったこともあるほどです。年に1、2回ぐらいの頻度だったけど、咳をしだすと吐きそうになるまで止まらないってのも良くありました。
それをずっとほっておいたのがいけなかったんですね・・・。
そして気道閉塞が悪化した原因としては、子どもが風邪をもらってくるので、ここ数年私も風邪を引く機会が多く、そのたびに咳が長引いてました。去年はインフルエンザにもかかってしまったので、それで悪化したんじゃないかと思います。
ちなみに慢性気管支炎と肺気腫の両方を持っている人はCOPDという病名で、インフルエンザや肺炎によって増悪を繰り返すことにより余命も短くなるそうです。
この10日間、不安で何もやる気が起きない日々でした
造影剤を使ったCTだったので、1週間以上先の予約となり、その間はネットで調べまくり、COPDや肺気腫、挙句は肺がんのブログなどを読み漁り、最後には涙する・・・の繰り返しでした。
発病してからのブログをたどって読んでいくと、最後には本人ではなく姉妹だったり配偶者だったりが更新しており、葬儀の報告などしてるんです。もう涙涙ですよ。
特に肺や気管は息苦しさを伴うので、この10日間は精神的なダメージで平常時でも息苦しさを覚えるほどでした。そしてゲップも多くなり、胸の奥の異物感やのどの異物感まで感じるようになってしまいました。
調べたら、呑気症に近い感じ。癌でもないのに癌だと思い込んで自分で病気を作ってるってやつです^^;;
オキシメーターまで買ってしまう
そして挙句にはオキシメーターまで買ってしまうと言う・・・^^;;
よく病院にある医療機器です。血中酸素濃度と心拍数を計れる優れもの。これで階段を上り下りした時に測ってみたり、ママ友にも測らせてみたりしています。
息苦しいと感じた時にも血中酸素濃度は99%あったりして、数字的には全然問題なし。やっぱり気分的な物が大きいんでしょうね。
パルスオキシメータの見方
ちなみに安静時の数値はSpO2が96~100%です。(99%までしか測れないものもあり)
90%未満は呼吸不全の状態となります。長期に継続すると、心臓や脳といった重要な臓器に充分な酸素が供給されず、障害を起こすことがあります。
ちなみに普通の人は運動時もSpO2値は低下しないそうです。呼吸が速くなり息苦しいと感じるとしてもです。逆に、慢性呼吸器疾患では、運動時にSpO2値の低下がみられるそうです。
私は実際どうなんだろう?登山で発覚した今回の病気。はたから見て相当ゼイハアして苦しそうだったんだと思います。その時どのぐらい酸素が減っていたんだろう??
今度の登山は緩いコースだけど・・・持参する予定なので確かめてみたいと思います。
病気を作る心配性な私
例の愉快なかかり付け医に、オキシメータを買ったと言ったら、「momozouさん、ほんと面白い人ですねwww」と大笑い。
「まずね、大学病院から戻ってきた結果をコピーしますからね。よく読んでね。隠してることなんてありませんよ。
そしてこの数値とこの数値ね、これで肺炎でも癌でもないことが分かる。あと、これね、甲状腺も問題なし、心臓も問題なし。キレイな数値ですよ。」
「肺機能検査だって初めてやったんでしょ?はじめてにしてはマシな数値ですよ。慣れてくるともっと良い数値が出ると思いますよ」
「momozouさんみたいな人が考えすぎて逆に病気を作っちゃうんですよ。気を付けて下さいよ~」
と、言われちゃいましたw
いやいやいや・・・肺機能検査はテクニックなのかいな^^;;
それによって多少の上昇はあったとしてもググッと数値が良くなることは望めないと思いますけど。(一度悪くなった肺はもとには戻らないのです)
けど、このかかり付け医に説明を受けて、なんだか肩の力が抜けました。(大学病院の先生は多くを語らず余計不安にさせていた)
ちょいとプラス思考すぎる医者ですが、心配性の私には笑い飛ばしてくれる方が合ってるなーとつくづく思ったのでした(笑)
今後の治療方針
特に日常で薬を飲むとかはないけど、発作時の吸入器を処方されたので、苦しくなったら使って下さいとのこと。
登山も問題ないそうです。「登山が趣味だったら続けましょうよ!」と。
登山前に吸入器をやった方がいいのか聞いた時、
「momozouさんは心配性だから、吸入器をやったら余計意識しちゃって苦しくなっちゃうんじゃない?そうなったら嫌だなー。でも理屈では登山前に吸入器をやった方が楽になると思うけどね。」
とのこと。
結局、登山前と頂上の着いた時にでも吸入器を使ってみることになりました。その前に試しに他のスポーツをした時に使ってみて体調が悪くならなければの話ですが・・・。
あと気を付けることは風邪です。風邪は大敵なのでもしおかしいなと思ったらすぐに来てくださいね!と念を押されました。笑い飛ばしていながら、肝心なことはしっかり押さえてくれてるので、愉快なオッチャンだけど安心してお任せできます^^
やっぱり私は心配性だった・・・
心配性はkaboちゃんの事だけ・・・と思ってたけど、今回の件で私は根本的に心配性なんだって嫌と言うほど分かりました。心配し過ぎて病気になるレベルです。
良く考えてみると、私が老後老後と騒ぎ出したのは20代後半ぐらいから。その時から老後貯金をしていたんです。20代で老後貯金ですよ!それ以降も、ことあるごとに老後老後と念仏のように唱えて、積立貯金をガンガンやってました。どんだけ心配性なんでしょう~。
kaboちゃんも気になる、自分の老後も気になる、自分の健康も気になる・・・。結局気にしないのは人目(ひとめ)だけってことですかね。うーん、やっかいな自分を再確認^^;;
と言うことで、備えあれば憂いなし。これからは呼吸器改善のためのトレーニングもやらなければ!!
あと、健康診断も今まで以上にしっかりやろう。
今年からは旦那の扶養になったので、旦那の会社のきちんとした人間ドックを利用できるし、一度しっかりやらなきゃですね。
実は食道とか胃とかも変じゃないかって気になるんです。(←これ以上人に言うと呆れられるので、ここでひっそりと告白)
この辺もしっかり検査してもらおうと思います。
・・・。
あー、自分でもわかる。私は「病気を作り出す女」かもしれません^^;;